Googleアドセンスには「何度でも申請できる」「回数制限はない」──そんなふうに思っていました。
実際、僕自身も週4本の投稿をルーティンにして、毎週のように申請を繰り返していました。
落ちても落ちても、「いつか受かればOK」くらいの感覚で。
でも、ある日突然、申請そのものができなくなったんです。
今回はそのときの気づきと、これからアドセンスを目指す人への注意点をまとめておきます。
とくに、アクセスのないうちから申請しようとしている方は、ぜひ読んでみてください。
毎週4記事 → 毎週申請。そのルーティンが止まった日

“作って出す”を繰り返すのも、立派な継続や!



それが止まった瞬間、ちょっとパニックでしたけどね…。
投稿・申請のループが自分なりのリズムだった
ブログを始めてから、ずっと意識していたのは“積み上げる”こと。
4つのカテゴリに毎週1記事ずつ投稿して、週に4本。
それを一区切りとして、毎週日曜にGoogleアドセンスを申請する──
そんなルーティンが、自分なりのリズムになっていました。



落ちてもダメージはゼロ。
無料だし、制限もないし、やらなきゃ損だと思ってました。
情報としても「何度でも申請できる」と広く言われていたので、最初の合格を“運”だと思い、通るまで出し続けるつもりでいたんです。
「制限中」の文字に、ただただ驚いた
その日も、いつものように記事を書き上げ、アドセンスの申請ページを開きました。
けれど、いつもなら表示されるはずの申請ボタンが、なぜかどこにも見当たらない。
画面に表示されていたのは、こんなメッセージでした。
「サイトの審査のリクエスト回数が上限に達したため、まだサイトの再審査をリクエストできません。2025年6月19日以降にもう一度お試しください。」


※実際に表示された画面(2025年5月時点)



ほな、ちょっと“休め”ってことかもな。



いや、それ言うてくれたらよかったのに…。
とにかく驚きました。
違反をしたつもりはないし、エラーや警告の通知も届いていなかった。
突然ブロックされたような気持ちになって、何度も画面を見返しました。
原因は明かされない。でも思い当たる節はあった
Googleはこの手の「申請制限」に関して、明確な理由を表示しません。
警告メールも届かなければ、改善のヒントもない。
完全に「ユーザーの自己判断」に委ねられるかたちです。



“落ちても出せる”が裏返ると、“通す気ないのに出すな”になるんやろな。
あくまで推測ですが、やはりアクセスの少なさや、記事の薄さ、申請の頻度などが影響したのかもしれません。
思い返せば、「今の状態で通るとは思えない」とうすうす感じていた節もありました。



自分でも“まだ早いかな”って思ってたんですよね、ほんとは。
本当に“何度でも出せる”と思ってた



“何回でもいける”言われたら、そら出すわな。



その代わり、“いつか出せなくなる”なんて話は聞いてなかったですけど…。
ネットの情報では「無制限」とされていた
Googleアドセンスについて調べると、よく見かけるのが「申請は何度でもできる」「回数制限はない」という情報。
公式ページにもそう書いてあるわけではないけれど、多くのブログや動画で、そう語られていました。



“落ちても大丈夫。また出せばいい”って、信じてました。
だから僕も、申請に対してはかなり気軽だったと思います。
とくに、最初のうちはアクセスも伸びず、結果も出ていない。
そんな中で、“せめて申請だけでも進めよう”という気持ちもありました。
自信がなくても、出しておくべきだと思ってた
申請を繰り返していたのは、“今の状態で通る”とは思っていないけど、“運がよければ通るかも”という淡い期待があったから。



ようするに、“アドセンスガチャ”やな。
もし通ったら嬉しいし、落ちても無料でノーダメージ。
そう考えると、「出さない理由がない」と思ってました。
それに、通ってから整えればいい──
そんな考え方も、どこかにあったと思います。
でも“通す意味”のない申請を繰り返していたのかもしれない
今になって思えば、あの頃の自分は、“審査される側”の意識が薄かった気がします。
- サイトの価値を見せる準備は整っていたか?
- 記事の質は十分だったか?
- アクセスがほぼゼロの状態で、広告を貼る意味はあったのか?



合格って、“評価”であって、“お願い”じゃないんですよね。
アドセンスは、Googleが「広告を載せてもいい」と判断するための審査。
そこに必要なのは、説得力や実績だったのかもしれません。



出すタイミングで、“通す意味”があるかどうか。
それが本質やな。
これから申請する人へ伝えたいこと



“いつでも出せる”は正しい。
でも“いつ出すべきか”は別の話や。



たしかに…僕はそこ、あんまり考えてなかったかもしれません。
特化ブログでアクセスが出てるなら早期申請もアリ
もし、立ち上げ初期からアクセスが集まっている特化ブログなら、早めのアドセンス申請も十分アリだと思います。
- 明確なテーマがある
- ニーズのある記事が書けている
- SNSや検索からの流入が出ている
こういった条件がそろっていれば、審査側から見ても「広告を載せる価値がある」と判断されやすいはずです。



要は“呼ばれてるステージに、ちゃんと立っとるか”っちゅう話やな。
雑記ブログなら、アクセスが出始めてからが現実的
一方、私のような“なんでも書ける”雑記ブログの場合は、最初はアクセスがほぼゼロということも珍しくありません。
だからこそ、「通りやすい条件」がそろってから申請した方が効率的です。
たとえば、
- 月間表示回数が増えてきた
- 1記事ごとの内容に厚みが出てきた
- 内部リンクやカテゴリ構造が整理されてきた



“通る準備”って、意外と整ってなかったんですよね。
僕の場合。
「なんとなく出す」じゃなくて、「今なら通るかもしれない」と思える状態で申請する方が、気持ち的にも、成果的にも納得できると思います。
「アドセンス合格=ゴール」ではないという話
たとえアドセンスに合格したとしても、アクセスがなければ、広告が表示されても収益は発生しません。



“受かったけど1円も入らん”って、わりとあるあるやからな。
アドセンスはあくまで収益化のスタートラインに過ぎない。
だからこそ、「通すこと」よりも「通ったあとにどう活かすか」の方が大事なんだと思います。



受かるまでの道のりも大事だけど、“その先”もちゃんと見ておきたいですね。
まとめ|申請の“意味”を見失わないために



通したいなら、“通る状態”にしてから出すんや。
ガチャやない。評価や!
アドセンスは、回数をこなせば通る“抽選”ではありません。
そう思っていたわけではないけれど、毎週のルーティンにしていた自分を振り返ると、どこかで「数撃ちゃ当たる」になっていた気がします。
“今のこのブログに広告を載せる意味があるか?”
そこを考えずに申請を重ねていたのなら、止められて当然だったのかもしれません。



受かることより、“通す価値”のある状態を作る方が大事だったんですね。
これからは、ただ申請するのではなく、「今、出すべきタイミングか?」を見極めながら、戦略的に進めていこうと思います。
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